大花火打ち方

大花火打ち方

距離は遠い

が、魔人に意気を飲まれまいとするには、気構えが大事だった

「最初からだ

最初から、おまえはわたしのものだよ、セツナ」 紅き魔人は、セツナさえもはっとするような色気を帯びた笑みを浮かべると、屋根の上から飛び降りてきた

黒い外套が悪魔の翼のように翻り、紅蓮の髪が劫火のように彼女を彩る

まさに魔人と呼ぶに相応しい登場の仕方だった

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 地上一階の家屋

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屋上から地面まで数メートルの高さだ

とはいえ、常人ならば怪我をしてもおかしくはない高度ではある

もちろん、武装召喚師の始祖にして元祖竜殺したる彼女には、まったく問題にならない高さなのは疑いようもない

 アズマリアが着地し、黒い翼と紅い炎が魔人の体に絡みつく

紅き魔人の二つ名は、彼女のそんな有様からつけられたものに違いない

「あんたのものになった覚えはねえよ」「なら、いますぐわたしのものにしてしまっても構わないが」「どうやって?」「おまえのような子供を虜にするのは、難しいことではないよ」「はっ」 セツナは、後ろに飛ぶと、半身になって拳を構えた

体術を得意とするわけではない以上、拳を構えることに意味はないが、意識することに意義はある

無意識の反射に期待するよりも、意識的に、体が反応できる状態に移行させておくことは大事だとルクスから学んだ

反射神経が鈍いわけではないにせよ、そんなものだけに期待していれば、いずれ痛い目に遭うということだ

 アズマリアがこちらの反応を面白がるのが気に食わなかった